浴室換気扇を交換しました UF-27Aの費用と工程

DIY

浴室換気扇が築15年で異音

浴室の換気扇から異音が聞こえてきたのが築15年頃。
年中ずっと換気扇を回しているという訳ではありませんが、かなりの時間数を稼働している換気扇から金属音のようなキーンという音がし始めました。
そしてその音が次第に大きくなり、築18年でついに完全停止。

浴室換気扇に限らず、築15年経ったあたりからIHが誤作動するようになったり、キッチンフードのスイッチが押しにくくなったり、食洗器の動きが怪しかったり…と、あちこち怪しくなってきました。

考えようによっては15年も働いてくれたと思うべきですが正直困ります(T T)

浴室換気扇が壊れてから半年ほどは扇風機を回して頑張っていましたが、扇風機がかなり邪魔。
壊れた所は直していかないと、そのうち家中のもの全部が機能停止状態になりそうです。
ということで、しぶしぶ説明書を引っ張り出してきて型番を確認することに。

LIXIL UF-23Aの後継機はUF-27A

壊れた浴室換気扇はLIXILの『UF-23A』でした。
ネットでUF-23Aの後継モデルを調べると『UF-27A』だということがすぐ分かりました。

2023年の11月時点でUF-27Aの価格は1万2000円ほど。購入時にポイントが2000円ちょっと付くので、実質1万円ほどで購入できるようでした。

自分でも交換できるか調査後、UF-27Aをネットで購入

ここで必ずやるのがYouTube調査。『UF-27A 交換』のキーワードで出てきた動画を見ていって、自分でも交換できそうか判断します。多分できそう。いやできるはず。

※注意※
この作業は電気工事士の資格が必要です。電気工事士という資格を取得していなければ行えません。
この記事は無資格で作業を行うことを斡旋するものではありません。
専門知識のない人が電気工事を行うと感電や漏電といった事故が起こる可能性があり、大変危険です。 必ず専門の業者に頼みましょう。

用意するもの

  • 高めの脚立…浴室天井裏で作業できるぐらいの高さが必要
  • 懐中電灯…天井裏を見る
  • アルミテープ…ダクトと換気扇を繋ぐ
  • ペンチ…配線を引っこ抜く
  • ドライバー…あれば電動ドリルの方が楽
  • はさみ…シール材を切る
  • 手袋…アルミテープなどで手を切るのを防ぐ
  • ウェットティッシュ…掃除用

LIXIL UF-23A 取り外し

ネットで購入した換気扇が届いたので取替作業開始。
まず作業前に絶対にやらなきゃいけないのは、ブレーカーを落とすこと。
ブレーカーを落としたら本当にスイッチが入らないか確認してから作業に入ります。

脚立を持ってきて、浴室の天井裏をのぞいて現状を確認。
取り外し前のお風呂の天井裏はこんな感じ。初めて見た。まあまあ粗い工事の様子も伺えます(笑)
写真左側の蛇腹状のダクトは脱衣室の換気扇から伸びているダクトで、右側の曲がっているダクトが浴室換気扇から伸びているダクトです。
白い換気扇をこれから外して交換していきます。

まずは配線を外します。私が一番気になっていたのはこの配線部分。
『WAGO』という差し込みコネクタ(黄色と透明の部品)が必要かどうかです。
うまくペンチで引っこ抜ければ差し込みコネクタ部品は購入しなくていいようですが、とりあえずペンチで引っこ抜いてみたら…

うまくいきました。WAGO(右側)が使えそうで良かった~

※ちなみにホームセンターで売っていました。
 ネットではこちら→ワゴジャパン WAGO ワゴWFR-2BPワンタッチコネクター


この後、ダクトと換気扇を繋いでいるアルミテープを外して、ダクトから換気扇を取り外します。
これで天井裏部分の配線やダクトと切り離すことができました。

次は浴室側から本体を取り外します。
浴室内でカバーを外したら(汚くてすみません)ネジを外して換気扇を取り外します。
上のダクトと換気扇はもう繋がっていないので、ネジを外すとスポッと取れます。

クッション性のあるシール材が両面テープで付いてたようだけどボロボロ。

ボロボロのシール材をなんとか取って、新しいシール材を貼り付けました。
※シール材や新しいネジは換気扇に付いています。

LIXIL UF-27A 取付

これが新しい換気扇。黒色になったようです。
これは本体とアダプターが組み合わさった状態ですが、本体からアダプターを取り外して分離させます。(外し方は説明書に書いています。ツメを押すと外れます)

とりあえず本体は置いといて、アダプターを設置する向きがあっているかを確認。

向きを確認したら、先にアダプターをダクトに繋ぎます。

アルミテープでアダプターとダクトをクルクル巻きます。アルミテープはホームセンターで購入)
手を切らないように注意。

アダプターに沿うように本体を下側からはめ込みます。カチッという音がしたら、本体がアダプターにぴったりと設置できたはず。
でも一応ネジを打ち込む前に、きちんとアダプターと本体がぴったりと設置できているかどうかを天井側から確認をします。

天井側から、アダプターのツメに本体がちゃんとまっすぐ入っているのを確認したら

浴室側からネジを打ち込んで固定していきます。5か所あります。

ここで、調査時に心配していた2つめの要素が、どうやら前の機種と『穴が合わないらしい』ということ。なので今回は穴が開いていない所にビスを打ち込む必要があります。

結構力がいりそうだったので電動ドリルを用意。軽く下穴を開けた後にネジを打ち込むとスムーズに固定できました。

古い換気扇のネジは真っすぐ入っていなかったようで、左の穴のあたりが割れていますが…
右側の新しい換気扇の写真を見ると、長いネジが下から突き抜けてきているのが分かります。これぐらいの穴の位置のズレだったということです。

本体を固定できたので、次は配線を繋ぎます。右側が新しい換気扇の配線。

色をよーーーく確認して、古い換気扇の配線を引っこ抜いたところにぐっと差し込むだけ。
黒に黒を、白に白を、緑に黄&緑の線を繋ぎます。
軽くひっぱっても取れないことを確認。

この後、ドキドキのテスト。
ブレーカーを上げてスイッチを入れ、動くかどうかを確認すると、『ゴーーーーー』をいう音がして動きました。
換気扇のこの正常な音、久々に聞いたな~!

換気扇を止めて、カバーを設置します。

この針金みたいなのがバネになっているので、ギュッとつまんで

上の隙間に差し込んで手を離します。片方ずつでも大丈夫。もう1か所あるので同じようにします。

できた!取り替え作業完了!
でもカバーの色が白い…というか周りが黄ばんでるんだけど、特に気にならないのでOKです。

こんなに簡単にできるんならもっと早くやっとけばよかった!
と思うのも毎度のこと。いざやろうと思うと、なぜかなかなかできないものです。

換気扇のスイッチをタイマーにしよう

今度この換気扇を取り替えるのは何年後でしょう…
そこで少しでも換気扇の寿命を長くするために、換気扇のスイッチにタイマーを付けたらいいんじゃないかと思うように。
調べたらあるある。高いけどある。
ということで、早速換気扇スイッチをタイマー仕様にした様子を次回ご紹介したいと思います。