基礎とブロック土台の寸法
〈ブロックとブロックの間の隙間(モルタル)は10mmで設定〉
基礎の木枠を設置する
あまり端に寄せると作業時に身動きがとれなくなったり、メンテナンスができなくなるため、体が通れるだけのスペースを残して基礎の場所を決めます。
サイズ通りに木枠を組み、少し掘り下げた所に設置します。
水平器で水平を確認。
砕石とワイヤーメッシュの設置
約5cm厚ぐらいになるように砕石をまき、突き固めます。
ワイヤーメッシュを木枠に合わせてカット。
コンクリートを練ります。
コンクリート… セメント1 : 砂3 : 砕石6
(割合は体積です。重さではありません。)
ワイヤーメッシュを浮かせるため、コンクリートを数か所に盛り、その上にワイヤーメッシュを乗せます。
コンクリートを流し込む
ひたすらコンクリートを練って流し込んでいきます。
砕石の割合が多かったのか?端までちゃんとセメントが入り込まなかったので、
この次に流し込むコンクリートは砂利の割合を減らし、端を棒で突いて均一になるようにしました。
私は見た目で適当にコンクリートを調合してしまったので、どんな状態が正解なのか分からなくなってしまいました。
セメント・砂・砕石の割合はバケツなどでちゃんと計量したほうがいいですね。。
枠いっぱいにコンクリートが入ったら長い角材で表面をならします。
角材で表面をならしているうちに水分が浮いてきて、ボコボコと浮いていた砕石は目立たなくなりました。
鉄筋を打ち込む
コンクリートが完全に乾く前に鉄筋を打ち込みます。
周りにブロックを並べ、大体の位置を確認しながら打ち込みました。
コンクリートが完全に固まったら木枠を取り外します。
ブロックを積む
設計図通りにブロックを2段積みます。
2段目で横方向に鉄筋をわたすため、グラインダーとハンマーで鉄筋の通る所を削ります。
鉄筋を曲げて横筋に入れます。
ちなみに鉄筋をどうやって曲げるかですが、
曲げるための「曲板」「曲棒」という工具があります。
こんな工具 → 曲板・曲棒
ですがわざわざ買うのももったいなかったので…私は細いパイプを使って曲げました。
鉄筋を入れたら結束線で数か所を縛り、モルタルを流し込んで固めます。
空洞を埋める
この空洞にはガラ、砂、砂利などを詰めます。
この部分を空洞にして薪置き場として利用することも計画時に考えたのですが、この上に乗るレンガの重量が相当なものになるため、この空間は埋めることにしました。
途中まではガラや砂、砕石を入れてその都度突き固めます。
最上部の約10cmにはコンクリートを流し込みました。
この時は夏で、仕事を終えて帰宅してから汗だくだくで作業したことを思い出します。
コンクリート基礎の完成です。